札幌市手稲区・西区の通い放題制のそろばん教室

ほめる子育て本当に正しいほめ方はどうする?

みなさん子供をほめた時にこんなふうになった事はありませんか?

・子供が調子にのる(悪い意味で)
・最初ほめてお手伝いや勉強をがんばっていたけどだんだん効果が無くなる
・親・指導者の顔をうかがいながら行動するようになる
・毎回ほめるのが疲れる

ほめる事が悪い事というわけではありません。
ほめる事はとても重要です。
子供たちのモチベーションがアップし、プラス思考になり集中状態を作りやすくなります。

今回の記事は本当に正しいほめ方はどうするのか?
こちらを最後まで見ていただければ皆さんの「ほめメンタル」は向上し、子供たちの力を引き出してくれるでしょう!!

目次

なぜほめる事が重要だと思いますか?

理由は、日本人は怒る事に罪悪感をも持ってしまっているからです。

 怒る=怖い
• 怒る=厳しい
• 怒る=泣く
• 怒る=暴力
(これは物理的にではなく精神的にです)※殴ってしまっては論外です
上記の4つは脳内に良いイメージがありません。
勝手に怒る事がダメだというイメージがあります。

「ほめる」はどんなイメージ?

• ほめる=楽しい
• ほめる=やさしい
• ほめる=笑顔
• ほめる=やる気がでる

怒る=ダメ
ほめる=良い

みなさん無意識に怒る事、ほめる事はこのようなイメージを持っています。

みなさんも子供に怒った過去はあると思いますが、罪悪感や後悔が生まれるような怒り方をした事はありませんか?
私はたくさんありすぎて今でも心の中で謝る事があります。

ほめた過去も思い出してみましょう。
反省することが少なく、罪悪感・後悔はうまれていませんよね?

どうしてこのような事を書いたかというと、怒った時には罪悪感・後悔が生まれ、次は感情的ではなく言葉を選びどうすれば子供たちに正しく想いを伝えられるかを反省しますよね?

ほめた時はどうでしょう?

子供はほめられたい・認められたい承認欲求があります。
ほめられると本人はもちろん、ほめた側も良い気持ちになり、罪悪感・後悔なんてしませんよね?

そこなんです!!

• ほめ方が本当にベストだったのか?
• タイミングはバッチリだったか?
• 本当にほめるべき事だったのか?

ほめた事に対して反省する機会は少ないのではないでしょうか?

次はなぜほめるといいのか?
心理学的に説明します。

本当の正しいほめ方

ほめる言葉よりも、表情・雰囲気・声のトーンが重要!!

ほめる時はどんな言葉をかけようかを考えるよりも、表情・雰囲気・声のトーンを意識したほうが子供の記憶に残るんです。

それはなぜか?

ほめる側は表情が暗く、雰囲気もうれしそうじゃない、声のトーンも一定で低い。

これではほめられた子供はどう思うでしょう?
ほめられた気にはなりませんよね?

人間の脳は人の表情、雰囲気、トーンを脳でコピーしてしまいます。
ですから怒鳴って怒ると、その感情が子供に伝染してしまいます。

自分を鏡にしよう!!

自分で一回鏡を見ながらほめる練習をしてはどうでしょうか?
ちゃんと表情が笑顔になっていて、良い雰囲気になっているか?声のトーンは明るいのか?

一度鏡でチェックする必要があります。
ほめるんだったら最大限効果的にほめてあげたいですよね?

良いほめ方をすると子供は喜び、プラス思考になり、やる気が生まれてきます。
そして子供は親や指導者の顔を見ています。

ほめる時にしっかり笑顔で、良い雰囲気、良い声のトーンでほめてあげると子供は脳でコピーをし、同じ気持ちになってくれることでしょう。

この事を知らずにほめてしまうと子供に変化は生まれにくくなってしまいます。

「結果」より「そこまでの努力・過程」をほめよう!

皆さんは子供がテストがいい点数をとった時、試合で活躍して勝った時に何をほめますか?

結果のみほめる場合は・・・
①ほめる事によって一時的に喜びの感情は与えられるが、その瞬間だけで終わってしまう。

結果がでるまでの努力・過程をほめる場合・・・
①自分がなぜテストでいい点数をとれたのか?なぜ試合で得点を入れて勝つ事ができたのか?理由を考えるきっかけを   作る事ができる
②成功までの道筋・記憶を脳に定着させ、次から同じような事があった時に自分自身で考える力を育ててくれる
③自分の成功体験を記憶することができる

結果をほめるよりも、結果がでるまでの努力・過程をほめたほうが効果が大きい事がわかりますよね?

そろばんで子供が検定試験に合格した時に、
おめでとう!合格できたんだすごいね?

ではなく、
いつもより30分も多く毎日練習したから合格できたんだね!すごいね!

このようにほめてあげて下さい。
今までの努力の過程をほめてから結果をほめるようにしましょう!

まとめ

ほめる子育て~本当に正しいほめ方はどうする?結果ではなく過程をほめよう!~
いかがでしたか?

記事を読んだみなさんの「ほめメンタル」は確実に向上しています!
あとは実践あるのみです!

子供たちをほめる時は結果ではなく、努力した過程をほめてから結果をほめよう!
ほめる時には自分は鏡だと思って下さい。

しっかり笑顔で、良い雰囲気、良い声のトーンでほめてあげれば子供たちも同じ笑顔、良い雰囲気、声のトーンもうれしそうになるでしょう!

そしてほめた後には・・・
• ほめ方が本当にベストだったのか?
• タイミングはバッチリだったか?
• 本当にほめるべき事だったのか?

この事を反省できればつぎはもっと効果的に子供たちをほめる事ができるようになります。
子育てには「ほめる」ことがとても重要になります。
子供たちを正しくほめてモチベーションを高めましょう!!

いかがでしたか?

少しでも参考になればうれしいです。

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この記事を書いた人

加藤 大悟(だいごう)
・四人の子どもを妻と二人三脚で育てているそろばんの先生
・そろばん七段
・暗算八段取得
・加藤珠算塾副塾長
・小学校でそろばんボランティア授業実施
・特別養護老人ホームでそろばん式脳トレーニング講座実施
・大人のそろばん式脳トレーニングサークル活動中
・好きな言葉「克己」
・毎年ダイエットを宣言するが欲望や邪念に打ち勝てず現状維持いや年々成長している。今年こそは68キロを目指します!
・好きな食べ物「ティラミス」(コストコのティラミスが大好き)

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