札幌市手稲区・西区の通い放題制のそろばん教室

連載第5回【夢を現実に変える!】子どもの未来を輝かせる「正しい未来の描き方」〜そろばん学習と原田メソッドの力〜

こんにちは。加藤珠算塾だいごう先生です。

「うちの子、最近夢がないみたいで…」
「将来のことを聞いても、よく分からないって言うんです」
保護者の皆さまから、こんな声をいただくことがあります。

実はこれ、とても自然なことなんです。
子どもはまだ人生経験が浅く、自分の未来を具体的にイメージするのが難しい時期。
だからこそ、親がそっと背中を押してあげることが大切なんです。

今日は、そろばん学習にも取り入れている「原田メソッド」の考え方から、子どもの夢や目標を現実に近づける『未来の描き方』についてご紹介します。


目次

子どもが夢を叶えるには「未来を描く力」がカギ

何かを成し遂げる人には共通点があります。
それは、「なりたい自分」を具体的に思い描く力を持っていること。

なんとなく「できたらいいな〜」という気持ちだけでは、夢に近づくのは難しいものです。
だからこそ、夢を「実現可能な目標」に変えるには、正しい未来の描き方が必要になります。

加藤珠算塾では、そろばんを通じて数字に強くなるだけでなく、自己肯定感・集中力・やり抜く力を育てることを大切にしています。
そのために役立てているのが、原田メソッドという教育プログラムです。


まずは「心のコップ」を上に向けよう

原田メソッドの基本は、「心のコップを上に向ける」こと。

心が後ろ向きのままでは、どんなに良い言葉も響きません。
だからこそ、子どもが夢を描けるようになるには、まず心の状態を整えることが大切です。

家庭でできるちょっとした声かけも、心のコップを上に向けるきっかけになります。

たとえば

  • 「あなたのがんばり、ちゃんと見てるよ」
  • 「できるかどうかじゃなくて、やってみたいって気持ちが大事だよ」
  • 「自分の未来、ワクワクしながら描いてみよう!」

親のひとことが、子どもの「やってみたい」「なりたい」を引き出す第一歩になるのです。


そろばんを通して、未来を描く力が育つ理由

では、なぜそろばんが「夢の実現」に役立つのでしょうか?

その理由は、そろばん学習が子どもに次のような力を自然に育てるからです。

1. 小さな成功体験の積み重ね

暗算が速くなった!検定に合格した!という体験は、自信につながります。
「できた!」の積み重ねが、「もっとできるかも!」という前向きな気持ちを生み出します。

2. 自分と向き合う習慣

そろばんは、他人と比べるよりも「昨日の自分よりも成長できたか」が大切。
これは、原田メソッドが大切にする「自分自身の目的意識を持つ力」とも通じます。

3. 未来を考える力

「〇月の検定で合格する」「◯段に受かって全国大会に行く」など、そろばんでは自然と目標を立てる習慣が身につきます。
これは大人になっても使える「人生設計」のトレーニングにもなります。


家庭でできる!「未来の描き方」3ステップ

ここからは、保護者の方が実際にお子さんと一緒に取り組める「未来を描くワーク」をご紹介します。

ステップ1:子どもの内なる声を聴く

まずは「何が好き?」「どんなことをしてみたい?」と、お子さんの気持ちを引き出す対話の時間をつくってみましょう。

✅ ポイントは、否定せずに最後まで聴くこと。
✅ 「それいいね!」「楽しそう!」というリアクションが、子どもの心のコップを上に向けてくれます。

たとえば…

  • 「将来、そろばんで優勝したいって思ったことある?」
  • 「もし夢が叶ったら、どんな気持ちになってると思う?」

など、ワクワクするような問いかけが効果的です。


ステップ2:夢を五感でイメージする

次に、「その夢が叶った瞬間」をリアルに想像させてみましょう。

✅ 「何が見える?」「どんな音がする?」「どんな気持ち?」など、五感を使ったイメージが大切です。

例:「そろばん大会で優勝した未来を想像してみよう」

  • 表彰台に立って、拍手を浴びている
  • メダルが首にかかっている
  • 先生や家族が嬉しそうにしている
  • 自分自身が「やったぞ!」と胸を張っている

このようにイメージを膨らませることで、子どもの中で「その未来は現実になるかもしれない」という確信が生まれます。


ステップ3:目的意識の4観点で深める

原田メソッドでは、未来を描くときに4つの観点を意識することが推奨されています。

  1. 成果のある未来
     → どんな成果が得られる?
  2. 目的のある未来
     → なぜそれを目指すの?
  3. ワクワクする未来
     → 想像していて楽しい?
  4. 人に喜ばれる未来
     → 誰かの役に立つ?

お子さんと一緒に、紙に書き出してみるのもおすすめです。


加藤珠算塾で学べるのは「そろばん」だけじゃない

加藤珠算塾では、そろばんを通して「できる楽しさ」「続ける力」「未来を描く力」を育んでいます。

定期的に目標設定シートを書いたり、検定や大会を目指すことで、自分と向き合いながら成長する習慣が自然と身につくように指導しています。

夢や目標は、教室だけで完結するものではありません。
保護者の皆さまと連携して、お子さんの成長を一緒に応援できる環境づくりを大切にしています。


おわりに

「夢を持つこと」は、決して特別なことではありません。

日々のそろばん学習や、小さな「やってみたい」を積み重ねていく中で、子どもたちの中に「未来の自分」が育っていきます。

保護者の皆さまにぜひお願いしたいのは、お子さんの夢を「本気で信じてあげる」こと
そして一緒に、「その夢が叶った未来」を楽しみながら描いていただけたら嬉しいです。

加藤珠算塾では、これからもそろばんを通じて、お子さんの人生がより豊かになるような指導を行ってまいります。

いつでもご相談くださいね。

加藤珠算塾では…

当塾では、珠算を通して、お子様の「考える力」「集中力」「記憶力」「目標達成する力」を養います。
そろばんを習うことは、お子様の将来の可能性を広げることに繋がります。

札幌市で数少ない通い放題のそろばん教室です!
ぜひ一度、無料体験にお越しください。

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この記事を書いた人

加藤 大悟(だいごう)
・四人の子どもを妻と二人三脚で育てているそろばんの先生
・そろばん七段
・暗算八段取得
・加藤珠算塾副塾長
・小学校でそろばんボランティア授業実施
・特別養護老人ホームでそろばん式脳トレーニング講座実施
・大人のそろばん式脳トレーニングサークル活動中
・好きな言葉「克己」
・毎年ダイエットを宣言するが欲望や邪念に打ち勝てず現状維持いや年々成長している。今年こそは68キロを目指します!
・好きな食べ物「ティラミス」(コストコのティラミスが大好き)

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