札幌市手稲区・西区の通い放題制のそろばん教室

そろばんで子どもの未来を明るく!自己肯定感と自己効力感を高める方法

こんにちは!加藤珠算塾だいごう先生です
今回はそろばん学習で子どもの自己肯定感と自己効力感の高め方を紹介します。

最後まで読んでいただけるとそろばん学習で子どもが心理的に安定し、チャレンジ精神を養い、問題解決能力を向上させる方法を知る事ができます。

目次

自己肯定感とは?

自己肯定感(Self-Esteem)は、自分自身の価値や能力に対する自信のことを指します。
これは、自分自身をどれだけポジティブに評価し、自分が価値ある存在であると感じるかに関連しています。

自己肯定感の高い子どもは、自分を信じ、自分が周囲から受け入れられていると感じることができます。

自己肯定感を高めるメリット

  1. 心理的安定: 自己肯定感が高いと、子どもはストレスや困難に対して心理的に安定しやすくなります。
  2. ポジティブな人間関係: 自分に自信があることで、他者との関係も良好になります。
  3. チャレンジ精神: 失敗を恐れず、新しいことに挑戦する意欲が湧きます。

自己肯定感の低い子どもの特徴

  • 自分に自信がない
  • 他者からの評価を過度に気にする
  • 新しいことに挑戦することを避ける
  • 否定的な自己イメージを持つ

自己効力感とは?

自己効力感(Self-Efficacy)は、特定の状況において自分が成功を収める能力を持っていると信じる感覚のことです。この概念は、心理学者アルバート・バンデューラによって提唱されました。

自己効力感の高い子どもは、困難な状況や課題に対して積極的に取り組み、達成感を味わうことができます。

自己効力感を高めるメリット

  1. 問題解決能力の向上: 困難な課題にも積極的に取り組み、解決策を見つける力が強くなります。
  2. パーシスタンス: 挫折しにくく、目標達成のために努力を続ける力が高まります。
  3. 学業成績の向上: 学校での学習や課外活動においても、高い成果を上げやすくなります。

自己効力感の低い子どもの特徴

  • 失敗を恐れて挑戦を避ける
  • 問題が発生した時にすぐに諦める
  • 自分の能力を過小評価する
  • 他者に依存しがち

自己肯定感と自己効力感の違いと関連性

自己肯定感と自己効力感は密接に関連していますが、それぞれ異なる側面を持っています。

  • 自己肯定感は全体的な自己評価に関連し、自分が価値ある存在だと感じることに重きを置いています。
  • 自己効力感は特定のタスクや状況において、自分が成功する能力を持っていると信じることに焦点を当てています。

これらは相互に影響を与え合います。
たとえば、自己肯定感が高い子どもは、新しいことに挑戦する際にポジティブな姿勢を持ちやすく、これが自己効力感を高める一因となります。

一方で、特定のタスクで成功を経験すると、自己効力感が高まり、それが全体的な自己評価(自己肯定感)にも良い影響を与えます。

そろばんを使って自己肯定感を高める方法

1. 成功体験の積み重ね

そろばんは、計算問題を解くたびに成功体験を積み重ねることができます。この小さな成功体験が、子どもの自己肯定感を大きく育てます。

子ども: 「ママ、今日のそろばんの問題、全部解けたよ!」

母親: 「それはすごいね!一生懸命練習した成果が出たんだね。ママは嬉しいよ!」

2. 具体的なフィードバック

そろばんを使った計算では、正解と不正解が明確です。
これにより、子どもたちは自分の進歩を具体的に把握できます。

母親: 「この問題、前は苦手だったけど、今日は全部正解できたね。どんどん成長しているね!」

3. 持続的なモチベーション

そろばんを続けることで、子どもたちは毎日の小さな成功を積み重ねることができ、それが持続的なモチベーションに繋がります。

子ども: 「毎日少しずつやってるけど、だんだん簡単になってきたよ!」

母親: 「その通り!毎日の努力が実を結んでいるんだね。」


そろばんを使って自己効力感を高める方法

1. 目標設定と達成のサポート

そろばん学習では、明確な目標を設定し、その達成を目指すことができます。
これが、自己効力感の向上に繋がります。

母親: 「次のそろばんのテストに向けて、毎日10分練習するのはどうかな?少しずつ進めていけば、きっと自信がつくよ。」

子ども: 「うん、やってみる!」

2. 問題解決能力の強化

そろばんを使うことで、複雑な計算問題に取り組む力が養われます。
これにより、子どもたちは困難な状況に直面した時に、自分で解決できるという自信を持つことができます。

子ども: 「この問題、難しいけど、もう一度やってみる!」

母親: 「その意気だよ。難しい問題を解けるようになると、もっと自信がつくからね。」

3. ポジティブな自己対話の促進

そろばんを通じて成功体験を重ねることで、子どもたちは「自分にはできる」というポジティブな自己対話をするようになります。

子ども: 「この前は難しかったけど、今日は解けたよ!」

母親: 「そうだね、できるって信じて取り組んだからだね。自分の力を信じることが大切だよ。」


そろばん学習の具体的なステップ

  1. 基礎をしっかり学ぶ
    • 最初は基本的な計算から始め、徐々に難易度を上げていきます。
    • : 「今日は簡単な足し算から始めてみよう。これができるようになったら、次は引き算に挑戦してみよう。」
  2. 定期的な練習
    • 毎日の少しの時間を使って練習を続けることが大切です。
    • : 「毎日10分だけでも練習しよう。続けることで必ず上達するよ。」
  3. 成果を確認する
    • 練習の成果を定期的に確認し、進歩を実感させます。
    • : 「1週間後にどれだけ進歩したか確認してみよう。できることが増えると楽しいよ。」
  4. 目標達成を祝う
    • 小さな目標を達成したときに、その努力を認めて祝います。
    • : 「今日は10問全部正解できたね!よく頑張ったね。」

おわりに

そろばんは、子どもたちの学習ツールとしてだけでなく、自己肯定感と自己効力感を高めるための素晴らしい手段です。

日常の中でそろばんを取り入れ、子どもたちが自信を持って成長できるようサポートしましょう。
保護者様の愛情と励ましが、子どもたちの未来を輝かせる力となります。

教育は、親子の絆を深め、子どもたちの可能性を広げる鍵です。
この記事が、少しでも皆さんの育児に役立てば幸いです。

そろばん習うならぜひ札幌市で通い放題のそろばん教室加藤珠算塾へ!!

この記事を書いた人

加藤 大悟(だいごう)
・四人の子どもを妻と二人三脚で育てているそろばんの先生
・そろばん七段
・暗算八段取得
・加藤珠算塾副塾長
・小学校でそろばんボランティア授業実施
・特別養護老人ホームでそろばん式脳トレーニング講座実施
・大人のそろばん式脳トレーニングサークル活動中
・好きな言葉「克己」
・毎年ダイエットを宣言するが欲望や邪念に打ち勝てず現状維持いや年々成長している。今年こそは68キロを目指します!
・好きな食べ物「ティラミス」(コストコのティラミスが大好き)

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